
介護施設・福祉施設の閉鎖や移転では、介護ベッドや車いすなどの大型の備品、家具、厨房機器、使用済みの紙おむつ、介護記録などの書類まで、扱いの異なるものが一度に出ます。利用者様の私物や、レンタル品が混ざっていることもあります。このページでは、仙台・宮城で施設を閉じる・移す事業者様向けに、廃棄物の区分と段取りをまとめました。
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先に結論:介護施設の閉鎖・移転の廃棄物
- 介護ベッド・車いす・金属やプラスチックの備品は、産業廃棄物として許可業者に委託します。
- 木製の家具や紙くず、使用済みの紙おむつは、一般に事業系一般廃棄物です(自治体で扱いが異なる部分があります)。
- 注射針など医療的ケアで出たものは、感染性廃棄物に当たる場合があり、扱える許可が限られます。
- レンタル品の返却と、利用者様の私物の確認を、処分より先に行います。
- 介護記録などの書類は、保存期間を確認してから処分します。
介護施設の閉鎖・移転で出る廃棄物の種類と処分ルート

| 品目 | 区分の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 介護ベッド(電動ベッド)・車いす・リフト・歩行器 | 産業廃棄物(金属くず・廃プラスチック類など) | レンタル品は返却が先です。状態のよい物は、移転先での再利用や譲渡を検討できます |
| マットレス・クッション | 産業廃棄物(廃プラスチック類など) | かさばるため、搬出の人手と車両の大きさを事前に決めます |
| 金属・プラスチック製の棚、ロッカー、テーブル | 産業廃棄物(金属くず・廃プラスチック類) | 分解が必要な物は、作業時間を見込みます |
| 木製の家具(タンス・木製テーブルなど) | 事業系一般廃棄物 | 木くずは、介護施設では産業廃棄物に当たりません |
| 使用済みの紙おむつ | 一般に事業系一般廃棄物 | 自治体によって扱いが異なる部分があります。仙台の施設は市の扱いを確認してください |
| 注射針・血液が付いたガーゼなど | 感染性廃棄物(特別管理産業廃棄物)に当たる場合あり | 専用の容器で保管し、扱える許可を持つ業者に委託します |
| 厨房機器・業務用冷蔵庫・業務用エアコン | 産業廃棄物 | 業務用の冷蔵庫・エアコンは、フロン類の回収が必要です |
| 洗濯機・テレビ・冷蔵庫(家庭用) | 家電リサイクル法の対象 | 事業所から出た場合も、リサイクル料金を払って処分します |
| 介護記録・利用者台帳などの書類 | 保存期間の定めがある書類 | 保存期間を確認し、期間後は機密文書の処分で情報が漏れないように処分します |
| パソコン・タブレット | 産業廃棄物 | 利用者様の情報が残らないよう、データ消去を行います。法人のPC処分 |
閉鎖・移転の流れと、先に確認しておくこと
- 日程と届出の確認:事業所の廃止・休止・移転には届出が必要で、期限があります。所管の窓口に確認してください。
- 利用者様の私物の返却:施設の判断で処分せず、利用者様やご家族に確認してから返却します。
- レンタル品・リース品の洗い出し:介護ベッドや車いすはレンタル品が多いため、自社の所有物と区別して返却の手続きを進めます。
- 移転先へ運ぶ物・譲渡や買取に出す物・処分する物の仕分け:処分する物の量で、回収の費用が変わります。
- 見積もりと搬出日の確定:建物の管理者に搬出の連絡を入れ、搬出日を決めます。
- 搬出・マニフェストの受け取り:産業廃棄物は、引き渡しの際にマニフェストを受け取ります。
移転の場合は、運ぶ物と処分する物を早めに分ける

移転では、新しい施設に運ぶ物と、この機会に処分する物を早めに分けると、引っ越しと回収の段取りが組みやすくなります。処分する物は、移転の作業日より前に搬出しておくと、当日の作業が少なくなります。
介護施設の廃棄物に関するよくある質問
Q. 使用済みの紙おむつは、回収してもらえますか?
紙おむつなどの事業系一般廃棄物は、仙台市の一般廃棄物収集運搬許可を持つ提携業者が収集運搬します。ご依頼の窓口は当社でお受けします。
Q. 注射針などの感染性廃棄物も、まとめて回収できますか?
感染性廃棄物は特別管理産業廃棄物に当たり、扱える許可が限られます。当社は特別管理産業廃棄物の収集運搬業の許可を持っているため、ほかの廃棄物とあわせて回収の段取りを組めます。
Q. 介護ベッドは、産業廃棄物ですか?
施設で使っていた介護ベッドは、事業活動で出た廃棄物として、産業廃棄物(金属くず・廃プラスチック類など)に当たります。レンタル品の場合は、まずレンタル会社に返却してください。
Q. 少量の備品だけでも相談できますか?
はい。量が少ない場合も、品目と状況をうかがったうえで、回収の可否と費用の目安をご案内します。
お電話・LINEでご相談いただくときにお伝えいただきたいこと
- 閉鎖・移転の予定日と、退去(引き渡し)の期限
- 所在地(建物名・階数)と、エレベーターや駐車の状況
- 処分したい物の種類と、おおよその量
- 現場の写真(LINEで送っていただくと状況が伝わりやすくなります)
品目の区分や段取りに迷うときは、お電話でご相談ください。050-3152-1920(受付 9:00〜19:00)/メールでのお問い合わせ
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